Facebookを運営するMeta社が提供するコンバージョンAPIは、Conversion APIの頭文字を取り「CAPI」とも略されます。
コンバージョンAPIは、ウェブサイトやオンラインプラットフォームでのユーザー行動をMetaに直接送信するための機能です。
これは、ブラウザベースのピクセル追跡の代替手段として機能します。
MetaのコンバージョンAPIは、以下のような機能と利点を持っています。
- プライバシー制限の回避
- より精確な追跡
- カスタムイベントの送信
- 広告パフォーマンスの改善
コンバージョンAPIは、ブラウザによるクッキー追跡の制限（例えば、AppleのITPなど）が厳しくなる中で、コンバージョンAPIはサーバーから直接データをFacebookに送信するため、これらの制限を回避できます。
またブラウザベースの追跡は、ユーザーが広告ブロッカーやクッキーを削除するとデータが失われる可能性がありますが、コンバージョンAPIはサーバーから直接データを送信するため、より精確な追跡が可能です。
その結果、より正確なデータと詳細なユーザー行動の洞察により、広告主は広告のターゲティング、入札戦略、クリエイティブの最適化を改善できます。
コンバージョンAPIの使用は技術的な設定が必要であり、広告主や開発者はAPIの統合とテストに時間とリソースを投資する必要があります。
しかし、その利点は広告のパフォーマンスとROIの向上につながる可能性があります。