ウェブ解析士公式テキストとは?どこで売ってる?学ぶ時のポイントを紹介!
スキルアップ公開日:2024年9月4日 更新日:2024年9月4日
ウェブ解析士の資格はデジタルマーケティングを体系的に学ぶのにおすすめの資格となっています。
これからウェブマーケティングを勉強する、基礎的な知識を1から勉強したいという人はぜひ取得を目指してもらいたい資格です。
そんなウェブ解析士の資格取得において公式テキストはとても重要なものになっています。
ウェブ解析士の試験内では公式テキストの内容にそって試験問題が出されます。
そのため試験に合格してウェブ解析士の資格を取得するには、公式テキストを使ってしっかりと勉強をすることが大事です。
またウェブ解析士認定試験公式テキストは毎年新しく発行されています。
そのため試験の対策だけでなく、最新のウェブ解析の手法や、デジタルマーケティングのトレンドも反映しているため、新しいスキルや知識を学ぶのにも使える一冊になっています。
この記事ではウェブ解析士認定試験公式テキスト最新版の特徴や購入方法について解説していきます。
目次
ウェブ解析士認定試験公式テキスト2024年版の概要
ウェブ解析士認定試験公式テキスト2024年版は、ウェブ解析士の試験対策をする上でとても重要な教材になります。
実際ウェブ解析士の勉強をするには公式テキストを購入して読み込むことが合格への近道といえるでしょう。
この公式テキストはウェブ解析の基礎知識から応用までが幅広くカバーされており、実務的な内容も充実しているものになるため、ウェブ解析士認定試験の勉強以外にも単純なウェブマーケティングを学ぶ教材としてもおすすめできる物になっています。
またウェブ解析士の認定講座を受ける場合には、この公式テキストが必要な講座がほとんどのため、認定講座の受講を考えている人も購入を検討するようにしましょう。
ウェブ解析士認定試験公式テキスト2024年版について
現在のウェブ解析士認定試験公式テキストは2024年版が最新になり、その内容は以下のようになっています。
発売日:2023年12月30日
出版社:ウェブ解析士協会
ページ数:442ページ
発売が2023年12月のため最新の情報に対応したテキストになっており、2024年のウェブ解析士の試験はこのテキストの内容をもとに出題されることになります。
ウェブ解析士認定試験公式テキストの章と内容
ウェブ解析士の公式テキストは第1章から第8章で構成されており、章の内容についてはウェブ解析士協会のオンラインショップで紹介がされています。
以下はウェブ解析士協会オンラインショップからの引用です。
【各章の主な概要】
- 第1章 ウェブ解析と基本的な指標
ウェブ解析士としてデジタルマーケティングを実践していくうえで大切な、日本のマーケティングの変遷、ウェブ解析の意義、基本的な指標、法律・ポリシーを学びます。 - 第2章 事業戦略とマーケティング解析
ここでは環境分析(ユーザー分析、市場分析、競合分析、自社分析)、新しい事業戦略やマーケティングの概念などを学びます。 - 第3章 デジタル化戦略と計画立案
事業戦略に基づいたデジタル化戦略の展開方法としてウェブ解析士協会が提唱するMELSAモデルを紹介します。またKGI、KSF、KPIについて学びます。 - 第4章 ウェブ解析の設計
事業戦略から導き出された施策が計画どおりに進んでいるかを計測で確認する手法や、またGoogleタグマネージャーやGA4などの実装や設定などを学びます。 - 第5章 インプレッションの解析
ウェブサイトに訪問する前にユーザーが訪れたメディア(広告、メルマガ、自然検索など)の分析や改善方法、広告予算の考え方や計算方法などを学びます。 - 第6章 エンゲージメントと間接効果
エンゲージメントとソーシャルメディアの運用方法や解析を学びます。 - 第7章 オウンドメディアの解析と改善
GA4やヒートマップツールなどを使ったオウンドメディアの解析と改善方法、またEFOやLPO、A/Bテストなどを学びます。 - 第8章 ウェブ解析士のレポーティング
「相手に伝わり、相手を動かすレポート」を作るポイントと表現方法、およびウェブ解析における統計基礎などを学びます。
ウェブ解析士認定試験公式テキストの内容がイメージできたでしょうか?
どの章もウェブ解析士を学ぶ上で大切なものになっていますので、内容を意識して勉強をすすめましょう。
過去のウェブ解析士認定試験公式テキストとの違い
2024年版の公式テキストは、前年までのバージョンに比べて、より最新のデジタルマーケティングの手法やツールに対応した内容になっています。
例えばGA4(Googleアナリティクス4)の新しい解析機能の詳細な解説や、マーケティングにおける最新のAI技術であるChatGPTの活用についてなどが含まれています。
ウェブ解析士認定試験公式テキストはこのように毎年最新の内容変更されているため、ウェブ解析士試験の勉強ツールというだけでなく、実際の業務でも活用することができるガイドブックのような内容になっています。
ウェブ解析士の資格取得を目指して使うのはもちろん、普段の業務でも活躍できるようにこの公式テキストをしっかりと学習して、自分のスキルアップを目指しましょう。
ウェブ解析士認定試験公式テキストの値段
ウェブ解析士認定試験公式テキストはPDF版や電子版、書籍版と3種類の形式で販売されており、販売価格も変わります。
以下がそれぞれの販売価格です。※価格はすべて税込み
- PDF版 :4,400円
- Kindle版 :4,400円
- プリントオンデマンド版:8,800円
PDF版とKindle版は値段が変わりませんが、プリントオンデマンド版はかなり高額になっています。
どうしても紙でほしいという人以外はPDF版かKindle版の購入をおすすめします。
ウェブ解析士認定試験公式テキストの購入方法
購入方法についてもいくつか選択肢があるため、自分にあった購入方法を選ぶことが大切です。
ウェブ解析士認定試験公式テキストは以下の方法で購入することができます。
1:ウェブ解析協会の公式オンラインストアから購入する
ウェブ解析士協会の公式オンラインストアでは最新の公式テキストをPDF形式で購入することができます。
購入したらすぐPDFをダウンロードでき、パソコンやスマホなどで見ることができるようになるため便利です。
2:Amazonで購入する
Amazonで購入する場合はKindle版かプリントオンデマンド版のどちらかを購入することができます。
Kindle版を購入すればすぐにKindle端末にダウンロードすることができます。
公式テキストを紙でほしい場合はAmazonでプリントオンデマンド版を購入するしかありません、購入をすれば数日の間に発送される形になります。
以上がウェブ解析士認定試験公式テキストを購入する方法になります。
公式テキストは書店では購入できない?
「購入する前に書店で内容を確認してから購入したい」という人もいるかもしれませんが、残念ながらウェブ解析士認定試験公式テキストは書店での取り扱いがありません。
2020年版までは書店にも置いてあったのですが、現在は書店で公式テキストを購入することはできません。
もし購入前に内容を確認したい場合は、Amazonの販売ページでサンプルを確認するようにしましょう。
ウェブ解析士認定試験公式テキストの購入はどれがおすすめ?
ここまで紹介した通り公式テキストは三種類から選ぶことができますが、それぞれメリットが異なります。
PDF版のメリット
PDF版はパソコン、スマホ、タブレットなど端末を選ばずにどこでも見ることができるのがメリットの一つです。
さらに単語での検索も対応しているため、気になった単語や分からない部分をすぐに調べることができるのもとても便利です。
さらに紙でテキストがほしい場合は印刷も簡単なので、必要な部分だけを紙で印刷といったことも可能です。
Kindle版のメリット
Kindle版ではKindle端末の機能が使用できることがメリットになります。
手軽にブックマークをしたり、メモ機能で重要なポイントを整理などすることも可能です。
Kindle端末自体が電子書式を読むための端末なので、普通のスマホなどより軽かったり、文字が読みやすかったりといった点もメリットになります。
プリントオンデマンド版のメリット
プリントオンデマンド版は何と言っても紙で製本されてくるのが一番のメリットでしょう。
紙の本として手元に置いておけたり、直接書き込みをしたりと、勉強するなら紙でテキストがほしいという人はこちらを選ぶのがおすすめです。
また他の二つと違って画面を見ることがないので、目にやさしいというのもメリットです。
それぞれ異なるメリットがありますが「手軽に検索できるPDF版」、「じっくり読み込んだり、書き込みをするならプリントオンデマンド版」、「普段からKindleを利用しているなら使い慣れているKindle版」といったように自分の学習スタイルや環境にあったものを選ぶようにしましょう。
おすすめはPDF版
特にこだわりがない場合はPDF版の購入を強くおすすめします。
ウェブ解析士認定試験ではテキストの持ち込みが許可されているため、検索機能で簡単に調べることができるPDF版は試験対策にも効果的です。
ウェブ解析士認定試験公式テキストを使った学習方法
公式テキストを購入したら、どのように学習をすればいいのでしょうか。
公式テキストの内容はウェブ解析士の試験で求められる知識がたくさん入っています。
ただ闇雲に読み込むだけでなく、学習方法を意識して活用するようにしましょう。
公式テキスト全体を流し読みして内容を把握する
まず初めに公式テキストの中身を一通り流し読みしましょう。
公式テキストはページ数も多く、内容はかなり幅広いです。
一つ一つを完璧に読み込むには時間も労力もかかってしまうため、各章の内容を大まかに把握することが大切になります。
また通して読むことで自分の中でどの章が重要なのか、どこが苦手な分野になるのかをチェックしながら学習範囲の全体を把握するようにしましょう。
各章ごとに深堀して学習する
全体の把握が終わった各章ごとに内容を深堀していきます。
それぞれ章の内容には例題や図と表を使った解説などがあり、分かりやすく解説がされています。
特に解析方法やレポートの作成を扱っている章では、実際のツールを自分で触ってみることで理解が進みます。
GA4(Googleアナリティクス4)ではデモアカウントを使用することもできるため、ぜひ活用してみてくだい。
実際の業務に当てはめてみる
ウェブ解析士の勉強は実務に沿った内容になっています。
そのためテキストから学んだ内容を、そのまま自分の業務に試すこともできます。
学んだ内容をただの知識としてではなく、実践するスキルに変えることでより効果的になります。
そうすることでただの試験勉強だけでなく、実際の仕事にも役立てることができます。
公式問題集で反復練習をする
公式テキストを読み込んだ後は、ひたすら問題を解くのが合格に繋がります。
ウェブ解析士の試験では「ウェブ解析士認定試験 公式問題集」という問題集が販売されているため、こちらを使って実際の問題を解いてみましょう。
間違った所は再度テキストで確認することでより理解を深めることができます。
公式問題集について解説した記事もあるためよかったら参考にしてください。
まとめ
ウェブ解析士認定試験公式テキストについて解説をしました。
このテキストはウェブ解析士の資格取得を目指す上ではとても重要なテキストになっています。
購入する際に3種類から形式を選べますが、ウェブ解析士認定試験では公式テキストの持ち込みが許可されているため、試験時に内容を確認するのに便利なPDF版がおすすめです。
またこのテキストは試験対策にだけに関わらず、ウェブマーケティングの基礎を学ぶのにも使えるテキストになっているため、資格取得後も活用することができるでしょう。
この記事を書いた人
株式会社Qoox新人社員。金融やインフラの仕事を転々としながらQooxへ入社。ITやデジタルマーケティングについて毎日勉強中。